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MM CEO blog 可能性のブログ

第4の革命

2011.11.24

一昨日、島田塾にて飯田哲也先生(NPO法人 環境エネルギー政策研究所)の講演がありました。それはあまりにも衝撃的な内容であったため、共有します。ポイントは以下の2つです。

 

1.農耕革命、産業革命、情報革命に次ぐ第4の革命「エネルギー革命」が始まっている

2.日本は完全に取り残された状態であるが、大きな潮流が来る兆しがある

 

日本では積極的に報道されていませんが、世界では第4の革命と言われる「エネルギー革命」が起こっています。それは世界のエネルギー源を原発、石油等々から自然エネルギー(再生可能エネルギー)へとシフトする、というものです。これは未来の夢物語ではなく、すでに世界はその真っ只中にあるのです。例えば、サハラ砂漠に巨大な太陽熱発電施設を構築し、ヨーロッパの一大電力源とするエネルギー供給計画「デザーテック・プロジェクト:総事業費4000億ユーロ(約50兆円)」はすでに始まっています。

 

では、原発はどうなのでしょうか? 日本では311が起きるまでは、世界の潮流に反して原子力発電所の建設計画が目白押しでした。それは2009年に30%であった原子力発電の比率を2030年には50%まで高めるため14基の建設が予定されていました。ところが、世界に目を移すと最大の原発国であるアメリカはなんとスリーマイル島原発事故(1979年)以来、一基も原発が作られていません。

 

余談ですが、自民党が与党時代に推進した日本の原発はBWR(沸騰水型)とPWR(加圧水型)の二種類に大別され、BWRはアメリカのゼネラル・エレクトリック(GE)が、PWRはアメリカのウェスティングハウスが開発しました。日本の原子力企業としては、日立、東芝、三菱があげられますが、いずれも先のアメリカ二社と提携(現在ウェスティングハウスは東芝の子会社)しています。スリーマイル島の事故により、アメリカで作れなくなった原発を日本で作った構図が見えますね。

 

経営者には下の表を見てもらうのが一番です。これは2009年時点における主要な日本企業と世界の自然エネルギー企業の株式時価総額の比較です。緑が自然エネルギー企業であり、いずれもここ10年で急成長した企業です。日本は一社もありません。※出典:環境エネルギー政策研究所作成



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島田晴雄先生は「大きな、大きな世界の産業革命が起きている。これは第4の革命である。新しい、世界史的な市場ができつつある。日本は完全にそこに乗り遅れている。スペインだ中国だに抜かれるなんてありえない。もはや時代が変わっているのに、相も変わらず原子力マフィアがこの国のメディアを支配している。」と喝破されました。

 

すでに始まっている世界的な潮流に取り残された日本ですが、今後は大きな大きな自然エネルギーの大波が押し寄せると私は確信しました。その根拠は2つ。

 

1.誰が押し止めようと第4の革命と言われるこの世界的潮流はあまりにも巨大である

2.親アメリカの政治家と言える小泉純一郎元総理が脱原発を唱えだしたこと

 

■読売オンライン 小泉元首相「原発依存度、下げるべきだ」

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110919-OYT1T00234.htm

 

--以下抜粋

小泉純一郎元首相は「(今後は)原発が最もコストが安いとして新設、増設とはいかない。国民は原発が安全だとは信用しなくなった」と述べ、「日本は原発や石油への依存度を下げ、自然エネルギーや再生(可能)エネルギーの技術開発に投資し、環境先進国を目指すべきだ」と強調した。

--抜粋ここまで

 

この発言について別の見方をすると、311以降アメリカは日本に原発を作らせるのを諦め、TPPを前提に自然エネルギー産業全般の輸出に切り替えた、と見ることができます。

 

いずれにせよ、かつてのIT革命を上回る、空前の市場規模とスピードで自然エネルギーシフトが世界では推進されています。そして、ガラパゴス化した日本にも確実に押し寄せると私は確信します。

 

経営者の皆さん、この第4の革命が日本経済に及ぼすインパクトを想像してみてください。自社の商品サービスがどのように関われるのか、社内外に勉強会や調査プロジェクトを立ち上げるに値すると私は考えます。


【2011年12月10日追記】

日本では今後、新規での原子力発電所の建設は、ほぼ不可能でしょう。米国も原子力発電を日本に売りつけるつもりは、もはやありません。次は風力であり、ソーラーであり、持続可能エネルギーです。そしてそれは、TPPに乗ってこれから始まります。(ニュースリンク追加)

 

 

■島田塾

http://shimada-juku.jp/index.php

  

NPO法人 環境エネルギー政策研究所

http://www.isep.or.jp/

 

■「ベストミックス」から「持続可能エネルギー政策」へ(pdf

http://www.isep.or.jp/images/press/111026ISEP_Iida.pdf

 

ISEP 自然エネルギー世界白書2011 要旨

http://www.scribd.com/doc/60548266/%E8%87%AA%E7%84%B6%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%99%BD%E6%9B%B8-2011-%E8%A6%81%E6%97%A8%EF%BC%88ISEP%E4%BB%AE%E8%A8%B3%EF%BC%89

 

■米政府、ネバダ・アリゾナの太陽熱・太陽光発電に10億ドル超の融資保証

http://www.ecool.jp/foreign/2011/10/doe11-pv1380.html


■デザーテック

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AF


 

【2011年12月10日追加】

■住商と伊藤忠、GEのオレゴン風力発電事業に各2億ドル出資へ

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20694620110419

 

■伊藤忠 世界最大の風力発電事業「シェファード・フラット」へ参画

http://www.itochu.co.jp/ja/news/2011/110419.html

 

■米GE、仏資産運用会社に風力タービン70メガワット分を供給

http://www.ecool.jp/foreign/2011/11/ge11-eol1401.html

 

■英BP、米GEから風力タービン350基を7億5000万ドルで購入

http://www.ecool.jp/foreign/2011/10/bp11-ge1398.html

 

■中国、太陽光で独り勝ち 米企業に不満高まる

http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011120701000740.html

 

パッションリーダーズのカリスマ

2011.11.18

昨晩はQEDクラブにてパッションリーダーズの定例会がありました。パッションリーダーズとは史上最年少で東証一部に上場した株式会社ネクシィーズの代表取締役社長、近藤太香巳さんが率いる経営者の会です。今日はそのエピソードをご紹介します。

 

 

近藤太香巳さん、私は同い年なので親しみを込めて「近ちゃん」と呼ばせてもらっていますが、凄い人です。私がこれまでに出会った人の中で、最も衝撃を受けた一人です。それは最大級の衝撃でした。いや、もちろんそれは凄いです。なにせ史上最年少で東証一部に上場ですから。でも、私はこれまでに世界中の富豪や成功者を見てきましたので、初めて紹介を受けた時は「すごいですね」と冷静に居られました。ところが。少し付き合ってみると、普通とは違うことに気が付きます。それは、人並み外れた情熱と愛情、そして常に源に立ち続ける姿勢です。源に立つとは「すべての責任は自分にある」という立場ですが、彼はそこから1ミリも揺るがない。そして常時そこに立ち続けています。また、これほど裏表のない人間も初めてかもしれません。つまり、誰に対しても「そのまんま」なのです。

 

私が衝撃を受けたのは数ヶ月前、はじめて講演を聞いた夜でした。愕然としました。まずわかったことは彼は私と同い年でした。そして同じように高校を中退しています。私は自動車が大好きなのですが、彼は元走り屋(暴走族ではなく、峠を攻める走り屋)で、なんと当時の六甲山でNo.1だったそうです。その証拠に(?)納車されたばかりの新車を十数時間後にクラッシュ全損させています。普通、新車だったら慣らし運転から始めるわけですが(笑)新車をそこまで攻めるとは信じられない(しかも後で聞いたらAE86ではなく、コルサの限定車だったそうで、FFでそこまで攻めるか普通?)。「敵わないな」と思いました。

 

その後、近藤さんは起業するわけです。ちょうど私がフリーアルバイターとなって、バンドをやり始めた頃です。最初の仕事はダイヤル回線からプッシュ回線へと切り替える営業だったそうです。もちろん家を一軒一軒まわる飛び込みです。そこでなんと、全国一位になったそうです。これにも驚きました。実は私も同じ頃に、似たような仕事(電話加入権の販売)をやったことがあり、一日中飛び込みをやっていたことがあります。大体100件まわって1件取れるかどうかでした。その大変さは今でも思い出すとぞっとします。あの営業で全国一位だなんて(!)

 

驚きはこれだけではありません。以前のブログに私はロックをやっていたと書きましたが、なんと、近藤さんはCDを出しています! それもメジャーデビューです! 今もカラオケに彼の曲があります(カラオケに一緒したこともありますが、プロの歌手でした)。メジャーデビューを夢見た人ならば分かると思いますが、メジャーでCDを出すか出さないかは、もの凄く、もの凄く、空と海を分かつ水平線のように大きな大きな一線なのです。近藤さんと自分との対比で、これが一番悔しかったかも(苦笑)

 

もちろん、経営者としての才覚も、軽く10億倍は違うわけですが。なによりもこの人を惹きつけ感動させる、どうどうとした、あたたかい、そして魂を鷲掴みにして揺さぶるこの講演は何だろう?と。ロックだな、と。もう、なんか全敗。いや~もう、これほどまでの敗北感は、生まれて初めてでした。「同時代で高校をドロップアウトして生きてきた連中の中では、まあこんなものでしょう」などという私のちっちゃなプライド、ただの自惚れは完膚なきまでに砕け散りました。講演会のあった「葉山庵Tokyo」の華やかな会場で、私はどこかテラスのすみにでも隠れたかった。恥ずかしさで消えたいと思いました。本当に。とりあえず席を外そう、と思ったその時、私は、私の中の魂のバイブレーションを感じたのです。それは「自分もやれるよ!」と小さく振動していました。

 

講演を終えた近ちゃんに感動したことと、自分も負けずに頑張るということと、パッションリーダーズにも入る旨を伝えると「あれ、まっちゃん。パッションに入ってなかったっけ?」

 

いや、入ってねえし。(笑)

 

私も火を付けられた一人ですが、全国にはもう数えきれないほどの人達が火を付けられたことでしょう。彼は株式会社ネクシィーズを率いるカリスマであり、パッションリーダーズを率いるこの時代の真のリーダーです。彼にとって社員は全員ファミリーであり、そして全員を心から愛しています。それが誰にでも伝わる。その大きな愛が、自分の会社、グループ会社だけにとどまらず、同じ時代を生きる、自分の周りに集う全ての人、経営者、出会う全ての人に向けられています。「俺ができたんだからみんなも出来る。みんな仲間だ。頑張れ!」と引き上げようと全身全霊を傾けて鼓舞する。そんな近藤太香巳さんが率いる経営者の交流会がパッションリーダーズです。どうです。皆さんも、入りたくなったでしょう?

 


 

Nexyz.

http://www.nexyz.co.jp/

 

■パッションリーダーズ ~情熱経済人交流会~

http://www.passion-leaders.com/

 

TPP後の世界

2011.11.12

昨夜、野田首相がTPPへの交渉参加を表明しました。すでに「交渉参加後の脱退はありえない」と、ジャイアンに釘を刺されておりますので、TPP参加はほぼ確定したと言えます。今日はそれについて書きます。

 

 

日本は交渉参加を表明しましたが、すでにTPP協議に入っている各国からの交渉参加承認は半年ほどかかるルールですので、実際の各国との本格交渉は来年の春から夏のあたりと言われています。実施はそれ以降、2013年からの予定です。

 

TPP交渉参加の発表を、予定されていた10日から11日へ一日先送りしたのは、ただのガス抜きだったようです。民主党離党も辞さないという参加慎重派議員のメンツを立てたかたちでしょうか。慎重派の皆さんはずいぶん腰が引けていたように見えますが、もちろん、あくまでもポーズであり、本当に離党する気だったわけではないでしょう。政治家とはそういうものですので、慎重派の皆さんをせめるつもりはありません。

 

TPPに関しての政財界を見ていると、仮に自民党であったとしても参加を表明したであろうことは明白で、そういう意味ではいずれにせよ、この道を通ることになったと思います。ま、ジャイアンが参加を強要しないはずがありませんので(笑)、脅かされたのび太くんは選択肢がなかったでしょうね。

 

さてTPP参加。2013年以降、日本の社会はどのように変わるのでしょうか? 端的に言ってアメリカ化が加速すると想像します。実際には参加当初は「あんま変わらないね」なんて声が出るかもしれませんが、その後は徐々に変化が現れ、年を追うごとにアメリカ化が加速するでしょう。実際にアメリカを始めとする外国人も多数やってきま す。最終的には食べ物も文化もアメリカナイズされるでしょう。

 

例えばアメリカの映画に出てくる日本人や日本文化は、「どこかおかしい」「これは日本じゃない」と思ったことはありませんか? ああいったものに対する違和感が薄れてゆくと思います。あれはアメリカ人から見た日本であり、あるいはアメリカ人となった日本人が思う日本なのです。あの雰囲気。もちろん私たちはネイティブな日本人ですので、決してすべてがああなるわけではありません。ただ、今以上に、本来の純粋な日本文化に触れたときに「はっ」と目覚め驚くことでしょう。

 

前回のブログにTPPへの参加で農業が壊滅すると書きました。私の実家は農家でしたので、JA(農業協同組合)がどういうものか知っているつもりです。そこには大きな問題があると思います。高額な農業機械のローンで借金漬けにして、苗も肥料も農薬も、すべてJAから買わせて、出来上がった米は安く買って、その一部を貯金とローン支払いに回させる。余程の大規模農家ではない限り実入りが少ない(大規模農家は大型機械を購入しますので借金も大きいですが)。農業離れが起きて当然なのです。これはTPP以前に国防の観点から農業政策を正し、食料自給率を高める努力が必要でした。

 

米や食料問題だけが大きく取り上げられましたが、TPPはあまりにもジャンルが幅広い。それら該当する業界の方々が「私たちは農業ですけど賛成ですby静岡のお茶農家」「TPP不参加などありえませんby経団連」「医療費を高く取れそうなので賛成ですby一部の医療業界」などなど、他の業界は知りませんが自分たちは良さそうなのでOKです。というような議論しか聞こえてこない。どこか自分が良ければいい、と聞こえてしまいます。そこに「日本国にとっては」というものがない。大人の私達には責任があります。一人ひとりはもちろん、有権者全体としての共同責任です。そもそも民主主義とはそうなっています。

 

今年9月にNBCの懇親会で同席した現資源エネルギー庁長官の高原一郎氏はこのようにおっしゃいました。「例えばある事案に対して、A案とB案を作るのが官僚の仕事です。言ってみればABは 丁か半かで、どちらに張るかは国民に選ばれた政治家の仕事です」なるほど。つまり、私達の代表が丁か半かを張ったんだから、勝っても負けても、国民の皆さんが選んだことですよ、と。これが議会制民主主義の本質だと思います。つまり、私は、私たちは文句を言っていても始まらない。

 

TPP参加がほぼ決まり、国の進む方向は決まりました。なんであれ、よりよい国を次の世代に引き継ぐことは、今を生きる大人の責任です。私は希望を持っています。 科学技術立国、太陽経済国家。グリーンでクリーンな未来をつくることを。いち経営者の立場から見れば、ビジネスチャンスは大いに大いにあります。私はこれから「アメリカというもの」をじっくり勉強したいと思いました。

 

「ジャイア~ん、ぼく、ジャイアンのことを知らなすぎたよ。これから勉強するね」「おう、のび太。だったら、まず肩を揉め!」

 

 

 

■関連ブログTPPの罠

 

サムシング・グレート(落ち込んだ時には)

2011.11.09

誰だって落ち込む時がありますね。大抵は複数の出来事が重なって、凹ませてくれます(笑) 私の昨晩はそんな夜でした。ふう。。。さてさて、落ち込んだ時の処方箋。私の秘密技をご紹介しましょう!

 

 

自分が今居る場所を空から見て、天空からのカメラのように、どんどん引いて行きます。港区から東京、関東、日本、アジア、地球。太陽が見えてきて、太陽系、さらに遠ざかると沢山の数えきれないほどの星が見えてきます。天の川銀河です。直径は10万光年。恒星の数は1000億個とか。

 

その銀河を超えてゆくと、ぽつりぽつりと他にも銀河が。やがて数十個の銀河が集まり銀河群となります。さらに遠ざかってゆくと、まるで星のようにたくさんの銀河が見えてきました。2000個もの銀河が集まった銀河団です。

 

さらに遠ざかると、その銀河団が沢山集まった超銀河団が見えてきました。さらにさらに引いてゆくと、どうやら超銀河団はまるで一つの壁のように見えます。グレートウォールです。そのグレートウォールは、まるで一つの柱のように、どこまでも続いてゆきます。大規模構造と呼ばれるものです。

 

観測限界を超えてさらに遠ざかると、この連なりがある形に見えてきます。何でしょう? それは、シャボンのような「泡」だったと気づきます。宇宙のとりあえずの最後(まだまだ落ちがありそうですが)は、どうやら泡のようになっているみたいです! 泡ですよ。泡。これだけの星と銀河と空間を使ってつくられたものが泡。それも沢山の、ブクブクの泡! なんで、泡?(笑) 

 

「偉大なる何者か」サムシング・グレートの存在を思わずにはいられませんね(笑)。何らかの必然性があっての構造とは思いますが、これを見つけた生物を笑わせようとしていた可能性も捨て切れません(笑)

 

この泡の中の、グレートウォールの中の、銀河団の中の、銀河の中の、太陽系の中の、地球の中の、日本の中の、東京の中の、この私です!  私たちは生きています! それがなぜかはわからないけれど、何らかの必然性があって私たちは生きています! (笑わせようとしていた可能性も捨て切れませんけど)

 

どうです? どんなものでもどんと来いです! 私の凹みはちっちゃな、ちっちゃな事だったと知りました。さあ、今日という日にどんなことがあったって、笑ってやろうじゃありませんか! 

 

TPPという罠

2011.11.07

一昨日、ベストセラー「金融の仕組みは全部ロスチャイルドが作った」の著者、安部芳裕氏のTPPについての講演会に参加しました。今日はそのエピソードをご紹介します。

 

 

まずは安部芳裕氏の著作「金融の仕組みは全部ロスチャイルドが作った」ですが、これは衝撃的な一冊でした。これまでに断片的に耳にした情報、それは噂であったり、いわゆる陰謀論的なものであったり、といった一つ一つの情報が、実は大きな大きな一枚の絵を構成する1ピースであった、というような読書体験でした。

 

書かれていることが本当であるか否かは一旦置くとして、すべての辻褄が合う、合うかのように見えます。私はこの著者に会いたくなりました。ネットで検索したところ、真相ジャパンというネットメディアが主催する講演会が開かれるとのこと、即申し込み参加することになった次第です。

 

講演会のタイトルは「TPPによる日本再占領と崩壊する世界秩序に立ち向かう知恵」というものでした。TPPについての世論は賛否両論にわかれており、政治家も与野党の区別なく意見が二分していいます。私はTPPに反対です。知れば知るほど、これに賛成する政治家というのは一体何なのだろう? と、思ってしまいます。アメリカの傀儡?、グローバル企業が支持基盤? 「民主主義というのはダメかも知れない」と思えた出来事の一つでした。

 

TPPはツッコミどころ満載ですが、何よりも違和感を感じます。例えるならば、ジャイアンやスネオがすぐにバレるような、分かりやすい罠を仕掛けて物陰で笑っているような違和感です。「ドラえも~ん、ここに何だかものすごーく大きな穴が開いてるけど、ひょっとしたらこれって落とし穴かなぁ?」「のび太くん何を馬鹿なことを言ってるんだい。最初っから落とし穴って分かるような、落とし穴があるわけないじゃないか、まったく。。。うわ~~~!」みたいな(笑)

 

ここではTPPの内容については書きません。専門家やより詳しいサイトを貼っておきますので、ぜひそちらでご覧ください。ただ、二つだけ。

 

1.TPPに関しての詳細な情報は「参加する、って言わないと教えてあげない」とジャイアンが言ってます(笑)

 

なんと、驚くべきことにTPPそのものの具体的な内容や規約、これまで参加表明国で行われた協議の内容等について、日本はほとんど知らされていません。「参加を表明しないと教えられない」というのです。そんな馬鹿なことがあるでしょうか? これについて敬愛する島田晴雄先生はご自身のブログ「Shimada Talks」に次のように書かれています。(島田先生は「自由貿易が、関係諸国の経済効率を高め、人々の生活水準の向上に役立つ限りにおいて、自由貿易の促進には賛成する立場」と表明しています)

 

--以下引用

TPPに関する内容や規約はこれまでの参加国の間ですでにほとんど詰められているように推察されるが、これに参加するとなればアメリカに次ぐ市場を提供することになる日本にその内容がほとんど知らされていないという状況は奇異であり異常である。事前の検討のために必要な情報がない中で参加の意志決定が迫られるとう不自然さは納得しがたい。参加国でないから情報は提供できないという建前のようだが、参加するとなれば大規模な構造改革や制度改革が必要になる可能性が大きく、経済構造や国民生活に重大な影響の及ぶ可能性が大きいこうした国際協定の議論の中味を未参加だからという理由で情報開示をしないことは妥当ではないだろう。

--引用ここまで

 

Haruo Shimada

http://www.haruoshimada.net/blog/2011/11/tpp-ea9a.html

 

 

2.農林水産省の試算ではTPPに参加の場合、日本の農業がほぼ壊滅する

 

農林水産省が衝撃的な試算を発表しています。

 

--以下引用

試算の結果

○ 農産物の生産減少額(※) 4兆1千億円程度

食料自給率(供給熱量ベース) 40%→14%程度

○ 農業の多面的機能の喪失額3兆7千億円程度

○ 農業及び関連産業への影響

・国内総生産(GDP)減少額7兆9千億円程度

就業機会の減少数340万人程度

 

※ 国産農産物を原料とする1次加工品(小麦粉等)の生産減少額を含めた。

--引用ここまで

 

■農林水産省の試算 

http://www.maff.go.jp/j/kokusai/renkei/fta_kanren/pdf/shisan.pdf

 

■農林水産省 包括的経済連携に関する資料

http://www.maff.go.jp/j/kokusai/renkei/fta_kanren/sisan.html

 

食料の自給率が14%(カロリーベース)になるということは、残りの84%は輸入に頼るわけです。これはつまり相手国(複数もありえる)から「もう、食料を出さないぞ!」と言われた場合、食料を出してもらえるよう相手の言うことを聞くか、戦争をするか、国民が飢えるしかない、ということです。

 

また、農業の衰退は環境問題とセットとなっています。例えば日本では林業を自由化したために、林業が衰退しました。結果、手入れされていない杉林が全国各地に放置されました。花粉症の一員とも言われています。水田は巨大な貯水槽としての機能を有し、これらが放棄されると水資源や環境に多大な影響があるとされています。安部芳裕氏の講演では「田畑の公益的機能は年間8.2兆円と試算される」とのことでした。

 

EUでは多額の補助金を出して、自国の農業を保護し自給自足率の維持に務めています(フランスでは80%、スイスでは100%)。これは食料の自給とは、なにより国家安全保障の問題であり、環境問題であるからです。

 

ジョージ・W・ブッシュ元大統領は演説でこう言ったとされています。

「食料を自給できない国を想像できるか? それは国際的圧力と危険に晒されている国だ」と。ドラえも~ん、ジャイアンが言ってるのはひょっとして、僕達のことかなぁ?



 

TPPを考える国民会議

http://tpp.main.jp/home/

 

■TPPをめぐる議論の間違い(東京大学教授 鈴木宣弘氏) ※PDF

http://tpp.main.jp/home/wp-content/uploads/d58e252c5ea75e0feb1ae7c3d802d9f7.pdf

 

■安部芳裕(@abe_yoshihiro)氏のTPPに関する連続ツイート...Togetter

http://togetter.com/li/187217

 

Wiki 環太平洋戦略的経済連携協定

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%92%B0%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E6%88%A6%E7%95%A5%E7%9A%84%E7%B5%8C%E6%B8%88%E9%80%A3%E6%90%BA%E5%8D%94%E5%AE%9A

 

■TPPとは (ティーピーピーとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

http://dic.nicovideo.jp/a/tpp

 

JA.com農業協同組合新聞 わが県の国会議員はTPP参加に反対か

http://www.jacom.or.jp/column/nouseiron/nouseiron111104-15315.php

 

Yahoo!ニュース TPP不参加「あり得ない」=首相判断に期待―経団連会長

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111107-00000100-jij-bus_all

 

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f:松村博一 (まつむらひろいち) 1968年1月20日生まれ、水瓶座、AB型、新潟県柏崎市出身、新潟県立柏崎常盤高等学校中退、マイクロマーケティング代表取締役社長

好きなもの:F1と自動車と機械全般
好きな映画監督:フェリーニ、キューブリック、ゴダール、コッポラ、黒澤、タルコフスキー 
好きな音楽:ビートルズ、クラプトン、U2、レニクラ、尾崎豊、美空ひばり、中丸三千繪、ラグドール 
今一番の関心事:市民電力の拡大
人生でやりたいこと:日本を科学技術立国、太陽経済国家にすること